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【FPS】筋トレでエイム力は向上するのか?について解説します。

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筋トレするとエイム力が向上するのか?は昔から話題になるトピックです。

海外のFPSの大会を見ていると筋肉ムキムキの選手がたまにいますよね。

特に腕の筋肉が凄い人が有名になったりすることがよくあります。

私の時代はCSGOの海外プロPashaBicepsが有名でした

FPS歴12年になる私もご多分に漏れずエイムの為に筋トレをした経験があります。

その経験を踏まえた上での結論は

結論:筋トレをしてもエイム力は向上しない

では、なぜエイム力と筋トレは関係ないと言い切れるのか?

今回はこのエイムと筋トレについて個人的な経験と、知識から解説していきます。

マウスを振る動きに筋肉は必要ない

プロゲーマーが全員筋肉ムキムキかと言われたらそんなことはないですよね。

海外の選手を含めてむしろガリガリの人が多いです。

これはFPS以外で例えれば分かりやすいです。

指先が器用なピアニストやギタリストは筋トレしていると思いますか?

趣味で取り組むかもしれないけど上達の為にわざわざ筋トレはしないですよね。

つまり、手先の器用さに筋トレは関係ありません。

重い物を動かす時に筋肉が必要であって、マウスを動かすだけの動作では筋肉は必要最低限あれば十分なんです。

マウスは軽いもの

マウスの重さはせいぜい重くても200g未満です。

それに最近のマウスはどんどん軽量化されていて基本的に100gを切る重さになっています。

この軽いものを動かすのに筋肉は必要最低限で十分です。

もし、マウスが重いと感じるなら素直にマウスを変えましょう。

合わないマウスで練習しても変に癖がついてしまい上達の足枷にしかなりません。

私の周りでもFPSをプレイする友人はマウスを平均で3回は変更しています。

色々試してある程度自分の手に合う形、重さを見極める必要があります。

最悪手に合わなければすぐメルカリに出品して手放しましょう。金額の7割は帰ってきます。

エイムを左右するのはマッスルメモリー

エイムを左右するのは筋肉ではなくマッスルメモリーです。

マッスルメモリーってなに?と思ったかもしれません。

マッスルメモリーとは筋肉の感覚のことでFPSなら「これだけ腕を振ったらこの辺りにマウスが来る」と腕の筋肉が覚えていることです。

真後ろに振り向いて後ろの敵に大体エイムが合わせられるのはこのマッスルメモリーのおかげです。

プロゲーマーがいちいち「後ろのこの角度に敵がいるから腕の振りはこのくらいで~,,,,」なんて考えながらプレイしていません。

彼らはエイムを全て感覚で行っています。

それにFPSは考える時間がない動作が多いです。

壁ジャンやフラッシュ避けをいちいち考えて行っていたらキリがありません(笑)

感覚で行う動作が多い以上、マッスルメモリーを鍛える必要があります。

そして、マッスルメモリーは反復練習でしか会得できないです。

マッスルメモリーでエイムを良くするには一定期間同じマウス感度でゲームをプレイし続けるしかありません。

そして軽いものを狙った位置に感覚で合わせるのは筋トレではなく反復練習が重要です。

もし、マウス感度が合わないと感じているならゲーム内で最速で180度振り向いてみてください。(VALORANTのようなHSゲーなら90度で構いません。)

その時にしっかり狙った角度にクロスヘアがきていますか?

もし出来ていないならマウス感度が高いか低いかのどちらかです。

狙った角度を通り越してしまうなら感度が高すぎます。角度が足りなければ感度が低いです。

ローセンシでも筋トレ効果はない

ローセンシではマウスを振る動きが大きいから筋トレ効果があるんじゃないか?そう思うかもしれません。

私も振り向き40cmでプレイしていた時に筋トレで振り向きの早さを早くしようと筋トレをやった経験があります。

結果わかったことはローセンシでマウスを振る動きを満足にできないならセンシを上げるべきだということです。

いくらローセンシが安定するとはいっても動かすことに意識が奪われるほどローセンシでは元も子もありません。

素直にセンシを上げましょう。

それに筋トレによって筋肉が増えてもエイムを合わせる動きが上達する訳ではないです。

これは上にも書いた通り筋肉は重い物を動かす為に鍛えるものであって、エイム向上はマッスルメモリーを鍛えることでしか上達しないからです。

おまけ:筆者の腕筋トレ経験談

最初に書いた通り私はエイム力向上の為に筋トレをした経験があります。

その経験で得た気づきについてこの項目では語っていきたいと思います。

筋肉痛でエイムが安定しない

腕を筋トレで鍛えた後は筋肉が疲れて動きが安定しないです。

なので、当たり前ですが筋トレをした後にFPSをプレイするとエイムが安定しないです。

エイムの為に筋トレしたのにエイムが悪くなるならやらないほうがいいんじゃね?

そう思ってしまう経験でした。

ちなみに筋肉痛は日をまたいで続くので日によって痛みと動かしにくさの感覚が変わることもエイムがしづらくなる要因です。

筋肉が付くと腕周りが太くなるので感覚が変わる

下手に筋肉が付くと腕周りが太くなるのでエイムの感覚が変わってしまいます。

これがかなり厄介で今までマウスパッドに擦れていた手首回りの感覚が日に日に変わってしまうからエイムが安定しないです。

同じマウスを使っているはずなのに腕と手首回りの太さが変わってしまうと同じマウスとは思えないほど動かしにくくなるものなんです。

まとめ

筋トレとエイム力は関係ないということ

エイム力向上には自分に合ったマウス感度で一定期間プレイし続けること

ローセンシであっても筋トレは必要ないし、振り向きがしづらいならマウス感度を上げるべき。

FPS歴12年がたどり着いた答えは元から筋トレが好きなら続けてもいいが、わざわざFPSの為に始めるものではないということ。

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